議員4年目(2010年7月29日~2011年7月28日)
多様な農林漁業が共存できる国家政策を、TPP参加は断固阻止!!
- 所属委員会:農林水産(理事)、予算、消費者問題、東日本大震災復興
- 主な役職
(新規のもの):林政調査会副会長、総務会総務、TPP参加の即時撤回を求める会事務局長、担い手総合支援新法PT座長、都市農業研究会事務局長 など
2010年8月4日 テレビ中継された予算委員会で、過剰米対策を徹底追及。異常に低落している米価の実態を消費者や総理に訴えた。その後、10月21日の農林水産委員会の質疑で、鹿野農相から、「集荷円滑化対策の拠出金活用による過剰米対策を具体的に検討する」との答弁を引き出した。
2010年11月4日 自民党国会議員の半数以上を集め、「TPP参加の即時撤回を求める会」を立ち上げ、事務局長に就任。TPP参加検討の即時撤回を求める「緊急決議」を行い、記者会見を行った。その後も、精力的に会合を重ねるとともに、要所でTPPが抱える問題点を指摘し、推進派の議員とも激論を交わしながら、TPP反対の声を張り上げた。
お茶の振興法案が成立
日本の茶業の実態を踏まえた、生産・加工・消費それぞれの課題に対応した茶業振興対策の実現のため、委員長を務める「野菜・果樹・畑作物等対策小委員会」で法案化の取り組みを開始。しかし、2010年6月に「茶業振興法案」を参議院に提出するも、当時の国会情勢により審議は開始されず、廃案。そこで、民主党に働きかけ、法案の検討を促す作戦をとった。2011年3月に民主党から「お茶の振興に関する法律案」が示されると、自民党としての注文を行い、ほとんどすべてを受け入れてもらい、遂に国会で可決された。
担い手総合支援法案を国会に提出
農業の担い手の育成と確保を促進するため、2010年秋から、座長を務める「担い手総合支援新法プロジェクトチーム」で法案の検討を重ねた。行政における方針・計画の策定とそれに基づく担い手の認定、また、新規就農者への資金給付や担い手への交付金等の施策の実施を明記。2011年5月に衆議院に法案を提出したが、国会の状況により、未だ審議が始まっていない。今後も引き続き早期成立を求めていく。
山田の本音
メールマガジンより
- 私の頭の中は、「日本の政治のやることは何なのだろうか」という反すうの連続でした。近年は低迷しているが一層の経済成長なのか、学校を卒業しても職が見つけられないという雇用対策なのか、人口減少が確実なわが国の出生率の向上対策なのか、高齢者の年金や介護や福祉なのか、アジアの国々との貿易や人の行き来や企業進出等一層の国際化なのか、安全な食料の国内生産と農山漁村の安定なのか、豊かな環境の維持や温暖化への貢献なのか、多分この全てなのでしょう。
(2010年9月28日No.198「この国はどこに向かうのか」より) - 本当にそれでいいのでしょうか。わが国が、明治維新後、市場経済に突入し、アジアでは一番先に、成長と貧困から脱出したのは間違いありません。しかし、このままで市場原理に巻き込まれてどんな国づくりを行うというのでしょうか。私は決して、わが国経済の成長を否定するものではありません。しかし、TPPへの参加が、わが国経済や農業にどう影響を与えるのか詰めもしないで参加を模索するということは、とうてい認められません。迷走している普天間や消費税の問題を繰り返すだけです。
(2010年10月18日No.200「理念なきTPPへの参加」より) - 議員から「山田さん、TPPで農協を説得してください」と声をかけられました。「何を言っているのですか、あなたの方こそ勉強して下さい」と答えましたが、私も甘くみられたものです。それとも馬鹿にされているのか。許せない。
(2011年1月31日No.211「わが国農業の存亡をかけた国会が開会」より) - 東京有楽町で初めて、党の大型街宣車の上から街頭演説をしました。終わった後、他の議員には人だかりができて握手攻めでした。当然、東京の真ん中で私には全くなさそうなので、早々に帰ろうとしたところ、遠慮深そうに隅っこのほうから、山田さんと呼ぶ声が聞こえました。そして「いい話でしたよ」「農業頑張りましょう」「今度はTPPが都市の消費者にとっても問題であることを言ってください」と、5?6人が現れました。うれしかったね?。帰らなくてよかった。
(2011年5月20日No.223「西岡参議院議長の怒り」より)
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