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***山田としお メールマガジン No.108***
2008年7月9日発行
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宮城・岩手内陸地震をお見舞い
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6月14日に発生した震度6強の宮城・岩手内陸地震の被害の状況を
是非見ておいてほしいという、JA栗っこの菅原組合長をはじめ役
職員の皆さんの案内で宮城県栗原市の被災地域を7月7日に訪ねま
した。
平地は、立派な長屋門と居久根(いぐね、屋敷林)に囲まれた家々
は、所々で、棟の屋根瓦が落ちたり、農協の倉庫の壁が落ちたり、
米や資材のはいつけが崩れたり、精米施設がずれたりの被害ですが
、山間地は、テレビや新聞報道にあるように大きな山の崩落があり
ました。
道路が寸断されていて奥には入れないため、被災者の皆さんが避
難されている避難所を訪ねました。
花山地区では、避難生活が24日目を迎え、ようやく山で太鼓を打
つような余震はなくなったものの、体育館での寝泊まりで疲れた表
情の高齢者の皆さんが多く見られました。ともかく、1日でも早く帰
りたいが、雨で土石流やせき止め湖の崩壊の怖れがあるため帰れな
い状態だといいます。
肉牛の繁殖を行っておられた皆さんにもお会いしましたが、近く
の町の牧場に牛を移動させることができてほっとされている様子で
した。子牛の値段が安くなっている折、牧草地が1〜2メートルの高
さで亀裂が生じており、そこで生き残った牛には特別な価格をつけ
ていただきたいと話されていたが、本当にそう思います。
また、栗駒の耕英地区は、開拓地でイチゴ、カスミ草、大根等
で立派な経営をしておいでの皆さんで、若い後継者の皆さんも多く
おいでです。体育館に集まっていただいて話し合いの機会を持って
いただきました。こちらの皆さんは、とうてい山に入れる状態では
なく、代表者が一時的にヘリコプターで地域を見たが、自分の家
や畑がどんな状況か全く分からず、不安いっぱいの様子でした。
皆さんからは、専業農家でもあるので生活の全てを断たれており
、生活資金や今後の営農の復活について心配する声がありました。
特定の地域なので、局地激甚災の対象にもならないのではという心
配もされていたので、さっそく調べることを約束しました。
いずれの地域も、栗駒山や、渓谷美、温泉宿等の観光を中心に、
岩魚の養殖や雇用を得ておられる方も多く、温泉宿が流されたり、
湯脈が途切れて温泉が出なくなっていることも心配されていました
。
ちょうど七夕の日で、幼稚園児たちがお年寄りに七夕を持ってき
て激励していました。JA栗っこの女性部の皆さんも交替でボラン
ティアをされていました。自衛隊も迅速な動きをしてくれていて心
強いとおっしゃっていたし、医師会の皆さんの努力にも感謝されて
いました。私も災害対策特別委員会委員としての役割でがんばりま
す。
なお、帰京してさっそく農水省に問い合わせたところ、「耕英地区
は遅れている農地被害の調査を行った上で局地激甚災の指定を行
う」ということです。ご安心ください。
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