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***山田としお メールマガジン No.081***
2007年12月21日発行
山田としお公式ホームページ
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中川前幹事長との立ち話
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先日、前幹事長の中川秀直先生と自民党本部のエレベーターホー
ルで出会い頭にお会いしました。
先生から「頑張っているね。日本農業新聞で見ているよ」と声をか
けていただきました。福田総理との懇談で、私が経済財政諮問会議
や規制改革会議のことを総理に直訴したことを日本農業新聞がアン
テナで紹介していたのを見られたのかもしれません。
というのは、私は、選挙期間中に沖縄で当時幹事長を務められて
いた中川先生にお会いしたときに、「絶大な力を持った与党ではな
いですか。なぜ経済財政諮問会議や規制改革会議に好き勝手なこと
を言わせているのですか。農村地域ではものすごく評判が悪いです
よ」と訴えたところ、中川先生は「山田さん、あなたが選挙で圧倒
的に勝利し、そのうえで、あなたの政治課題にしてください」とお
っしゃいました。
この経過を踏まえて、この日私は中川先生に「私は選挙で農業者
・農協の圧倒的なご支援をいただいて、議員となり、それを今実践
しています」と申し上げました。
すると、中川先生は「農協には頑張ってもらいたい。その一つは、
農産物の輸出です。二つは、農商工の連携です。三つは、広島では、
どんなに頑張っても、水田の4割しか担い手や集落営農でカバーでき
ない、残りは農協の農業経営でカバーしてください」とおっしゃっ
いました。
私は「私もそう思います。しかし、農業経営については、信用事
業や共済事業とのファイアーウオールを設けないと、危なくてやら
せられない、という議論が必ず出ます。とうてい実施させてもらえ
ない。そうでなくても信用事業と共済事業を分離分割すべきだとい
う議論に拍車をかけることになってしまいます」と申し上げました。
これに対して、中川先生からは「それは工夫しようじゃないです
か、一緒に勉強しましようよ」とご回答をいただきました。結局、
エレベーターホールで10分近くも立ち話となりました。
確かにこのことは、高齢化で耕作放棄地が農地全体の10%にのぼ
るという状況の中で、今後の地域農業とJAの役割を考えるときの
大きな視点だと思います。
ところで、その週の日曜日に、長野県のJA佐久浅間を訪ねまし
た。JAが全額出資した農業生産法人グリーンフイールドの活動を
勉強するためです。中山間地を中心に発生している耕作放棄地をJ
Aが受託して農業経営を行っており、水田、ハウス園芸、F1の肉用
牛経営を見学しました。しかし、飼料の高騰や、暖房費の高騰、そ
して、米価の低落や圃場が分散していることによるコスト増等で赤
字が出ているとのこと。さらには、JAの理事会では、責任問題の
議論も出てきているらしいのです。
これらについて、どう考えるのか。JAの今後の進むべき方向と
も関連した大きな問題を同時期に抱えることとなりました。是非、
このことを勉強していきたい。そして、政策として実現していきた
い。
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