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***山田としお メールマガジン No.080***
2007年12月12日発行
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福田総理と懇談
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12月7日、首相官邸で、福田総理と参議院1年生議員とのカレーラ
イスを食べての昼食懇談会が開催されました。
新しい官邸に入ったのは、JA全中の専務時代には何度かあった
ものの、議員としては初めてのこと。面倒な手続き無しで入れるの
は楽なものです。
懇談会では一番先に手を上げました。食事中に、総理が私の緑の
ネクタイのことを周囲の議員と話題にしていたらしいこともあり、
「今朝、女房に、総理に会うことを話したところ、このネクタイを
選んでくれた」と報告しました。総理は「いい色です。奥さんによ
ろしく伝えてください」とおっしゃってくださいました。
続けて、どうしても、機会があれば総理に申し入れたいと考えて
いたことをお話しさせていただきました。
名前は出さなかったのですが、「東京一極集中で何が悪い」「経
済財政諮問会議と規制改革会議こそが改革のエンジンだ」「福田政
権は復古政治だ」として、参議院選挙の惨敗を全く反省していない
人がいます。
総理は、総裁選でも所信表明でも「経済合理主義だけで律するこ
とは出来ない」「実態から目をそらせず地に足の着いた取り組みを
進める」とおっしゃっています。
大賛成です。「前の内閣で選んだ経済財政諮問会議や規制改革会
議の市場原理主義一辺倒の専門調査会や専門委員会の委員の一新が
必要です」と申し入れました。
それに対して総理は「農業のことは一番心配しています。改革な
どという恐ろしい言葉でなくていい。農業が元気で、若い人が魅力
あることとして仕事に就けるようにする。徐々にやればいい。未来
永劫変わらないということではいけない。農業も変わる、農協も変
わるということをしてください。お願いします。私からの陳情です」
とおっしゃってくださいました。
このことは、前日の農林水産委員会でも内閣府に対して質疑した
点でもありますが、経済財政諮問会議や規制改革会議の実態を無視
した改革の名のもとにおける行き過ぎが、生産者と生産者団体によ
る自主的な生産調整という食糧法の改正につながり、それが米価の
引き下げの背景となっているのであり、さらに、農業構造改革の主
張が、担い手の極端な絞込みという戦後農政の大転換につながって
しまった。そしてこのことが、参議院選挙の惨敗につながったので
はないでしょうか。
農業問題だけではありません。医療も、地域財政も、同様の問題
を抱えています。このままでは、衆議院選挙も危ういように思いま
す。
そうなると、自民党は政権与党を降りることになってしまいかね
ない。今、福田総理も自民党もそれを背負っているのです。だから、
今こそ、政策転換が必要なのです。
そうした中での、福田総理からの「陳情」です。
私の申し入れは申し入れとして、総理の言葉の意味を良く考えた
い。国民の理解と合意を柱として、実態から目をそらせず、徐々に
前に進む、そうした政策展開を目指そうということでしょうか。
頑張ります!
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