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***山田としお メールマガジン No.051***
2007年5月24日発行
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山田としお日記 No.077 全国のJA訪問を完結
―5月7日 青森―
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雲一つない青空に、岩木山がくっきり映え、大変きれいでした。
リンゴの畑があり、さえぎる道路やビルもなく、緑一色の山すそを
たなびかせています。まだ、田植前の水田も、その周囲は、菜の花、
スイセン、タンポポが満開です。3月に来た時は吹雪で難渋した道路
も今日はスムーズです。
全国で最後のJA訪問になる青森県津軽半島の五所川原地区を訪ね
ました。青春の多感な時に太宰治の「津軽」に感動しました。津軽
・五所川原には残念ながらまだ一度も来たことがありませんでした。
JAごしょがわら市では、白戸組合長から「ようやく来たか。JA全中
に37年間いたというが、今まで来なかったことが問題だ」と叱られ
ました。
圧倒的な水田地帯で、全国有数の稲作地帯でもあります。野菜へ
の転換も進め、成功もしていますが、大半は、米に依存せざるを得
ない地域でもあります。その米地帯が苦しんでいます。
JA木造町は、そうした地域の真中にあり、かつては経営の良さで
知られていましたが、今は、苦労しているそうです。佐々木組合長
から、米対策について、その見直しを強く求められました。
同行してくれた青森県農協青年部の古坂前委員長は、この地域の
稲作とリンゴの複合経営を行っていますが、水田18ha(うち借り入
れ10ha)、リンゴ1.6ha、転作は麦の経営ですが、借地料は10a当た
り2万8,000円だといいます。
それは高いのではないか、せめて米1俵分ではないかと話しました
が、土地改良負担金が10a当たり8,000円ほどかかるし、借り手の需
要も強いし、この水準は町の標準小作料だといいます。むしろ古坂
さんに言わせると、まじめに生産調整を行っている生産者に受託さ
せてほしいが、行政は、その配慮をしてくれない、というのが不満
だそうです。もっともであり、計画生産の意義をもっと大事にして
ほしいものです。
JAつがるにしきたは、4月に6JAが合併して誕生したばかりのJAで
す。中谷組合長は、それこそ、全国でも有数の辛口組合長として名
の知れた方で、私も若い頃からよく叱られましたが、「何故、自民
党なんだ」と言いつつ、「農協の力を示すべきで、何としても夢を
実現させなければならない」と応援していただきました。
同じJAつがるにしきたのつがる支店では、長内副組合長が待って
おられ、JA津軽の組合長当時から、私にも常に厳しい意見をいただ
いていた方でしたが、皆さんの前で私をしっかり紹介していただき
ました。
また、鶴翔支店でも、常にJA全中の総代会等で厳しい指摘をいた
だいていた前JA鶴翔の中野組合長が、今は、新JAの専務として、支
店の職員一人一人に、私を紹介すべく回っていただきました。
皆さん、常日頃の厳しいご意見の裏に「敗けちゃいけない。農協
の力を示すべき」という思いがあることを改めて感じました。あり
がとうございました。
ところで今回の青森県五所川原地区の訪問を終えて、余りにも遠
隔地にあり、この時点ではどうしても廻りきれない5農協を除いて、
全国の823JAを挨拶して回ることができました。
各県後援会の皆さんのおかげです。皆さんの励ましに感謝申し上
げます。残り75日、頑張ります。
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