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***山田としお メールマガジン No.050***
2007年5月23日発行
山田としお公式ホームページ
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山田としお日記 No.076 ふるさとはありがたき
―5月3〜5日 富山―
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「顔を見たことがないぞ」という声にこたえるべく、5月の連休期
間は、ふるさと富山に帰り、自分が生まれた旧村の埴生(はにゅう)
の家々を訪問して、挨拶と後援会加入等をお願いして回りました。
天気に恵まれましたが、その分、皆さん、田の代かきや田植えに
忙しく、私も田んぼを巡りました。
地元埴生地区後援会の会長さん、幹事長さん、JAの理事さん、
自治会長さん、班長さん達にご案内いただき、紹介を行っていただ
きました。3日間で1,300戸、ほぼ全戸をくまなくお訪ねしました。
幼い頃、そして小学校・中学校の頃に遊んだお宮さんや、池や川
や山をながめながら歩きました。足が棒になりましたが、思い出を
反芻し、全く疲れを感じませんでした。
多分、小学校の頃ハイキングで歩いた磨涯仏や鼓滝という名所へ
も50年振りで訪ねることもできました。また、名前は聞いていまし
たが、全く訪ねたこともなかった集落にも行けました。我がふるさ
とにも、日本棚田100選に入るぐらいの天にも登る山田があることを
知りました。
私のふるさとは散居村で有名な地域で、隣の家へ行くには、耕地
整理がなされたこともあって、ぐるっと回るか、田んぼの畦を歩く
しかなく、行ったり来たり、歩きに歩きました。
また、杉のかいによう(屋敷林)に囲まれた入母屋の白壁の古い
建築をしっかり守っておられる家々も多く、その家々の周囲をチュ
ーリップや芝桜などの花々が咲き誇る様子もすばらしかったです。
一方で、新しい団地も随所に出来ており、より山間の地から里へ
降りて来た若い人達が入居し、かつての農村集落が様変わりしてい
る地域もあります。しかし、着実に高齢化しており、亡くなって今
は空き家になったり、老人ホームへ移られたり、息子さん達のとこ
ろへ引越しされたという家々も少なくありませんでした。
温暖化の影響で、夏の一番暑い時の登熟期を避けるため、田植え
を10日余り遅らせていますが、それでも連休中は、苗床の管理や田
ならし、早稲の田植えで一番忙しい時でした。田植機ができて、よ
ほど楽になったとはいえ、昔も今も田植時は一番手のかかる時期で
あり、見渡すかぎり一面の水田に水を張り、そのための水の管理、
田植等の手順は、
すばらしい。まさに四季があるアジアモンスーンのもとでのアジ
ア型・日本型水田農業といわれるゆえんです。
営農組合の皆さんが、機械等の格納庫の前に集まって、私の挨拶
を聞いていただく機会を何ヶ所かで持ってもらいました。私が来た
からというのでは決してないと思いますが、何人かの皆さんの帽子
が、いなかの農協である「JAいなば」のマークというのもよかっ
たです。農協が役割を果たしているんだなと思うと、うれしくなっ
てしまいました。
水田地帯で、一定の時期に多くの人手が必要な稲作生産にとって
は、営農組合の皆さん総出のこの仕組みは、欠かせないシステムで
あることを改めて実感しました。
こうした事情から、お会いしたのは高齢者の皆さんが多かったで
すが、私の父親と同級生、母親と遺跡の発掘作業やシルバーの会で
一緒という人も多く、多くの皆さんから親しみを込めて声をかけて
いただきました。
ドブ板云々という言い方がありますが、私の場合は、田んぼ云々
とでも言うのでしょうか、事務所内で挨拶しているのとは違う、全
く新しい経験をさせていただきました。おかげで、すっかり陽に焼
けました。
各自治会・班長等役員の皆さん総出で案内をいただきました。本
当にありがとうございました。
恩返しは、しっかり仕事をすることでお返しします。
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