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***山田としお メールマガジン No.428***
2019年6月13日発行
山田としお公式ホームページ
(https://www.yamada-toshio.jp/)
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全国を飛び回っています
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【長野 − 南信州の各JAを訪問】
全力で、全国のJA訪問を続けています。
国会の日程もあり、どうしても調整できず、妻のけい子にも、各
県に出かけさせていただいています。皆さんには、ご心配をお掛け
しています。3日と4日は、どうしても都合がつかず、岡山県のJA
訪問を妻に頼みました。帰ってから本人に聞くところによると、初
日は、緊張してしまって混乱したらしい。岡山県の各JAは、昨年
の豪雨災害で甚大な被害を受け、私は災害の直後に農林水産委員会
の調査で伺っていたのだが、復旧の状況も含めて、お見舞いしなけ
ればならなかったのに、申し訳ありませんでした。
5日には、早朝に、農林幹部会(インナー会議)に出た後、愛知
県の健康会議に出た。本当に多くのJA女性部の皆さんがご出席で、
挨拶をさせていただいた。その後、名古屋駅から名鉄バスで中山道
をどんどん走り、長野県飯田市のJAみなみ信州を訪ねた。JAの
窓からは、南アルプスの仙丈ヶ岳が雪を抱いて、青い空にきりりと
尖っている美しい山々が見えた。
組合長さんからは、農業者の声として、自民党農政への期待の一
方で不満もあり、条件不利な中山間地対策の充実を訴えられた。
翌日は、早朝に出発し、山間の道をどんどん走り、JA木曽、J
A洗馬、JA塩尻市、JA上伊那を訪ね訴えた。JA木曽は、私の
故郷の富山県小矢部市と縁があり、木曽義仲が平維盛と戦った倶利
伽羅峠は、私の生まれた村だ。牛の角に松明を付けて、平家軍を谷
に追い落とした合戦で有名で、NHKの大河ドラマにしてほしいと、
私が議員に就任してから、一貫してお願いしている。私は、JA全
中の専務の時に、NHKの中央放送番組審議会の委員を務めていた関
係で、富山県と長野県合同の要請を段取りしてきている。何とか実
現したい旨を皆さんに話した。
【山梨 − 思い出深い山梨で国政報告】
この後、八ヶ岳への登山で、何度か降り立った茅野駅から甲府に
向かい、JA山梨中央会・連合会の、会場いっぱいの皆さんを前に、
国政報告をさせていただいた。新しく就任された長田会長さんに、
しっかりご挨拶をいただいた。私は、学生時代に、農村社会研究会
というサークルに入っており、山梨県の韮崎市からさらに山に入っ
た長野県境の増富集落の御門で山村の調査を行った。その後、研究
会の顧問だった文学部の外木教授の研究室のメンバーに加えていた
だき、山梨県の西湖と根場集落の調査にも参加させてもらっていた。
なお、この両集落は、その後、山津波で、ほぼ全滅し、多くの死者
も出した。国政報告では、そのことも話させてもらった。なお、長
田会長からは、山梨県の果樹の課題をしっかり話していただいた。
【北海道・十勝 − 二階幹事長が出席し、国政報告会を開催】
翌7日は、北海道の十勝を訪ね、地元のJA幕別町の組合長と、
そしてJA北海道中央会の会長であり、私の全国後援会の会長でも
ある飛田会長と御一緒に、十勝のJAを訪ねた。常に本当にお元気
なJA帯広かわにしの有塚組合長さんからは、本当にありがたい励
ましをいただいた。職員の皆さんも、朝早くから集まっていただき、
感激だ。有塚組合長さんには、中川一郎先生、そして中川昭一先生
の時代から、私もご指導と励ましをいただいていたが、改めて、全
力で応援するとの激励をいただいた。
そして、十勝のJAの訪問を終えて、夕方から、二階幹事長が声
をかけていただき、そして中川昭一先生の奥さんの中川郁子前衆議
院議員、今度参議院に出馬される岩本剛人道議会議員と御一緒に、
私の国政報告を開催していただいた。本当にありがたい。大きな会
場は満杯だった。
私は、国政報告で、規制改革推進会議が准組合員の利用規制を打
ち出したが、十勝のJAは、農業生産・加工・流通・販売で全国一
のJAが揃っているが、その十勝の各JAは、どのJAも、農業生
産を担う正組合員の数よりも准組合員の数が圧倒的に多く、准組合
員が農業生産・加工・流通・販売活動の中でも、大きな役割を果た
していて、それが日本一のJAの活動を支えていることを述べた。
そして、二階幹事長が、しっかりと規制改革の動きに反論してい
ただいていることがいかに心強いかを述べた。まさに、JAは、地
域の住民の皆さん、そしてもちろん生産者の皆さん、そして家族の
皆さんで支えられていること、そして規制改革推進会議の議論が、
いかに実態を反映せず、ただJAを攻撃するためだけのものでしか
ないことを訴えた。
【高知 - 納得できない公取のJA攻撃】
そして、10日に高知県を訪問すべく、前日に高知龍馬空港に着き、
一番西の四万十市を目指した。高知の山中を走る高速道路は、長い
トンネルが続き、ようやくそれを過ぎて四万十川の流れが見え、そ
して海が見え出した。山中には、坂本龍馬の「脱藩の道」が愛媛県
の大洲市へ、そして瀬戸内海を渡り、山口県下関市へ続いていたと
いう。
翌朝、散歩し、「幸徳秋水」の墓を訪ね、四万十の橋を渡った。
四万十市の前身の中村市は、土佐の小京都と称されるだけに、街並
みは風格があった。
JA高知中央会の久岡会長、1県1JAを目指すJA高知県の武政
組合長、そして、これまでJA全国女性協の会長さんだった川井後
援会会長さん、前はJA土佐れいほくの組合長だった西村後援会事
務局長というそうそうたるメンバーで、JA高知県をはじめ、県内
JAを訪問させていただいた。
野菜王国の名にふさわしく、ハウスをはじめきちんと耕されてい
た。ところで、JA高知市では、組合長が、都市農業振興法と、都
市農地の貸借の円滑化に関する法律案の成立に尽力したのは、山田
さんだと紹介され、市とも協議し、市街化区域の生産緑地化を合意
できたという。これは嬉しかった。というのは、地方都市での生産
緑地化が自治体の取り組みが鈍く進んでいないという問題が出てい
たからで、高知市が踏み込めば、各地で広がると思う。JAの努力
に感謝したい。
また、選果場の運営で独占禁止法違反の排除措置命令が出て裁判
で争っているJA土佐あき(現JA高知県)では組合長から、公取
とその背後にあると思われる規制改革推進会議の動きに不満と不信
が出された。私も、この裁決は、全く納得がいかない。背後に規制
改革推進会議がいるとしか思えません。このことについて、私は2
年前の参議院決算委員会で質疑に立ち、高知の園芸の発展の道筋を
訴え、産地形成の歴史的な経緯と園芸部会の強い団結の絆を踏まえ、
いたずらなJA攻撃をやめるべきと言わせてもらいました。引き続
き、地域の農業者の協同を守るため、私も頑張ります。
【兵庫−「准組合員の利用規制」に怒りの声】
高知を夜に出て、神戸の三宮で泊まり、兵庫県のJA兵庫六甲を
訪ねた。これまで何度も訪ねているJAだが、当日改めていただい
た「農と食の未来を描く〜『その一歩』をサポート JA兵庫六甲
にできること」のパンフレットと、「Wave Rokko 〜わたしたちは
『創造』します 人・感動・緑のまちづくり〜」の広報誌は、すば
らしい。
そして、准組合員利用規制が導入された場合の想定を行っている。
数字は控えるが、JAの経営やあり方を根底から変えてしまうこと
に警告を発している。これは、絶対に認められないという強い怒り
が皆さんから出されました。これまで、しっかり地域活動を行って
きているJAこそが、大きな影響を被るのです。
このあと日本海側に向けて各JAを訪ね、最後に、JAたじまで
決意を述べさせていただいた。幸せを運ぶ「コウノトリ」に会うこ
とを期待して、田んぼと電柱を眺めていたが、京都へ向かう特急列
車の中から、空を飛ぶ「コウノトリ」を見つけた。必ず、幸せが飛
んでくるのであろう。頑張ります。
【青森−3期目には「担い手の育成・確保法」の実現を約束】
そして、翌12日には、午前中、議決案件を抱える本会議に出席し、
新幹線で青森に向かい、阿保中央会会長はじめ県下の組合長さんが
お集まりになった国政報告会に出席し、准組合員の利用規制問題は
絶対に認められないことと、農地所有適格法人の名による農外の株
式会社の農地所有による参入がすすんでいることへの警戒と、担い
手の高齢化と就農者の著しい減少を克服するべく、私が1期目に成
果としてまとめ、党の手続きを経て議長に提出し、成立間違いなか
った「農業の担い手の育成及び確保の促進に関する法律案」が、突
然の衆議院の解散で廃案となってしまっていたことへの再挑戦を行
うことを言明させていただいた。
頑張ります。
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