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***山田としお メールマガジン No.142***
2009年3月11日発行
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予算委員会で質疑
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5日に畜産・酪農対策が決定しました。
酪農は、加工原料乳対策として0.15円を別途措置、とも補償の支
援単価を拡充、都府県酪農対策として0.3円等を措置しました。肉用
牛は、子牛対策として40万円確保のために差額の4万円、5万円の補
てんコースを追加、肥育対策として物財費を補てんする補完マルキ
ンについて最大1万7千円まで拡充しました。養豚対策は、地域肉豚
保証価格を490円に引き上げました。
残念ながら、私が一貫して主張してきた飼料用米への流通・加工
・保管対策としての1万5千円は実現しませんでしたが、今後検討さ
れる21年度の補正予算で日の目を見させたい。
それにしても、決定前日の4日の農林水産委員会の質疑は、果たし
て意味があったのか疑問です。
私も30分だけの質疑を行いましたが、大臣も副大臣も答弁者から
は踏み込んだ答弁は全くありませんでした。党の決定を前にして何
も話せないということなのでしょう。それだったら、農林水産委員
会をもっと前倒しに開催して幅広く議論すればいいのであって、今
後改善が必要です。
続いて、10日の予算委員会で質問に立ちました。
こちらの方は、20分の持ち時間でしたが、答弁者の発言時間を加
えないという参議院予算委員会だけの片道時間方式のため、実際に
は答弁を含めておよそ1時間の質疑となります。
昨年の麻生総理就任以来の、10月の1次補正予算、1月の2次補正予
算、そして今回の21年度予算の委員会と、そのたびごとに機会を狙
い準備をしてきた予算委員会での質疑が、ようやく実現しました。
内容は、昨年末以来、石破大臣が生産調整の見直しを発言し、さ
らにはタブーを設けず白紙で検討するというものだから、「一体ど
こに向かうのか」という稲作農家の不安や不満が高まっていること、
新聞・マスコミが大臣の発言に触発されて、生産調整の選択制だ、
やれ農政改革だと騒ぎ立て、加えて昨年の世界的な穀物価格の高騰
以来なりをひそめていた市場原理主義の学者や評論家が息を吹き返
して叫び始めていること、1年に1回しか収穫できないのに1年や2年
で政策が変わるのはとんでもないこと、「政策は、宙に絵を描くよ
うにいかない」「現に取り組んでいる政策を踏まえた着実なもので
なければならない」と主張しました。
大臣も相当きつい言いぶりで反論し、間近でのやり取りなので緊
張が走りましたが、ここは腹を据えて主張させてもらいました。
大臣からは、水田フル活用対策については畜産農家との連携した
取り組みを充実させること、米飯学校給食は回数の拡大をはかるこ
と、中山間地直接支払は恒久化を検討すること、集落営農の充実に
対策を講ずること、株式会社等の参入については周囲の農業に影響
を与えないよう歯止めを講ずること、集落内の小さな農地について
は柔軟な扱いができるようにすること等々、多くの回答をもらいま
した。
相変わらず、前段で自分の主張を長く話したため、岩永浩美筆頭
理事からの「時間がないぞ、大臣にしゃべらせろ」との声に、ハッ
と気付く始末でした。
結果、予定していた質問事項を相当に省略ざるを得なくなり、後
継者対策や、経営所得安定対策の内容改善と一層の推進、民主党の
農林漁業再生法案の問題点の指摘などを行うことができませんでし
た。
終わってから、会館内のテレビで私の質疑を見ていただいていた
中川義雄先生からは、「良かった。あれをテレビ入りで、全国の農
業者に見せたかった」と激励していただきました。汗顔の至りです
。
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