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　　　 ＊＊＊山田としお　メールマガジン　No.095＊＊＊　　　
　　　
　　                2008年3月14日発行

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　　　　　　 　　　　　失敗が連続

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　昨日（3月13日）、予算委員会がようやく始まりました。

　先週は3日間、朝から第1委員会室に座って待ちましたが、民主党
・国民新党・社民党が衆議院における予算の強行採決に抗議して出
席せず、定足数の過半数に達しないため流れていたものです。

　その初日の質疑に立った林芳正理事は、独占禁止法の改正に関連
して、私の2月1日の質問を引き合いに出して、「大規模スーパー等
が、農産物の販売において優越的な地位を利用した対応があるので
はないのか」「山田委員が当委員会に牛乳と水を持ち込み、牛乳と
水のどちらが高いのかを指摘した。そうでしたね、山田さん」と、
私を振り返り指差したが、私は席にいませんでした。

　これは委員会が終わった後、議員室のパソコンからインターネッ
ト中継で見た情景です。

　委員会に戻った私に対して、先輩議員や委員長からも、「テレビ
に映るチャンスだったのに」「どこに行っていたんだ、トイレか」
と糾弾されました。

　私は、椎名理事に断りを入れた上で、自民党の野菜・果樹・畑作
物等対策小委員会に出て、「中国からの野菜の輸入がストップして
いる中で、今こそ国産を供給するチャンスであり、現行の野菜価格
安定制度を、小規模産地や複合経営の野菜づくりを支える制度に見
直していく必要があるのではないか」の意見をどうしても言いたか
ったので30分ほど離席していました。

　林先生、申し訳ありませんでした。テレビ中継を見ておられたか
もしれない皆さんにも登場のチャンスを失い、申し訳ありませんで
した。

　また、私は、12日の本会議で、日銀の総裁・副総裁の同意議案に
対して、伊藤副総裁について、投票ボタンを押し忘れてしまいまし
た。

　ところが、本会議を終えて議員会館の事務所に戻ったところ、そ
の間5〜6分にもかかわらず、読売新聞の記者から「どうしたのか」
との問い合わせがありました。「押し忘れ」と説明したが、びっく
りしたのは、各議員がどんな議決行動を行ったのかが一瞬の内に伝
わるということです。記者には、「2階の記者席から写真でも取った
のですか」と聞いたほどでしたが、なんと各議員の投票行動が直ち
に公表されるからだというのです。

　この後も各新聞社から問い合わせが相次ぎました。朝日新聞は、
「伊藤氏は経済財政諮問会議の委員であり、専門調査会の座長もさ
れているから賛成しなかったのでしょう」と水を向けられたが、「
そうではありません、うがちすぎですよ」と伝えました。

　13日朝の国会対策委員会では、鈴木委員長と脇副委員長から、「
押し忘れだな」と確認され「異論があるのであれば事前に国会対策
委員会等で意見を述べて相談し、そのうえで行動してほしい」と厳
重な注意を受けました。さらに、「山田議員を教訓に、新人の皆さ
んも押し忘れなどしないように」とも付け加えられましたが、私か
らも一言、「同僚議員の皆さん、投票行動は直ちに分かる仕組みに
なっているのですよ」。

　一昨日（12日）と昨日（13日）は、私にとり『厄日』でした。

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