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***山田としお メールマガジン No.186***
2010年6月1日発行
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楽しみな若い農業者の勢い
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ふるさとの富山県小矢部市の青年農業者協議会のメンバーによる
バーべキューパーティーに呼ばれました。県の農林振興センター、
市の農業担当者、JAの営農指導員らも出席し、にぎやかなもので
した。場所は、田植えが終わって空になった育苗ハウス内。当日は
久しぶりの良い天気でしたが、今年は寒く、夜になると冷え込みま
す。「これでは苗が育たない」と皆さん心配そうでした。
このメンバーには、養鶏農家もおり、稲作をやるメンバーが作っ
た飼料米をエサに7%(22年度からは10%)混入した人気の『とれ
たて小矢部たまご』のグループでもあります。飼料米を混入したた
まごは黄身がやや白くなるので、今年からは小矢部市特産のハトム
ギを混入して赤身のたまごをつくり、赤白の「合戦たまご」と命名
するということです。これは、ふるさとの倶利伽羅峠が木曽義仲と
平惟盛が戦った合戦の地でもあり、「木曽義仲と巴御前」のNHK
大河ドラマ化を願ったものだそうです。両方うまくいくと願ったり
叶ったりです。そうした発想が楽しい。
もみ殻付きで鶏に食させるため、農薬の散布にも気を使っており、
飼料米(といっても、実は、収穫や乾燥調整の関係から銘柄米の
「てんたかく」を飼料米にしているのだが)をつくっている圃場に
はつばめが一杯集まり、虫を追いかけるといいます。そのため、隣
の圃場からは心配されているが、いろいろ説明して乗り切っている
そうです。今のところ影響は出ていないようですが、大変な苦労で
す。
ところで、この広大な育苗ハウスをどう有効利用するのか。野菜
の育苗をして、麦あとの水田を活用したり、大きなトマトの木を入
れて、子供達に農業体験と食育を考えたりと工夫しようとしていま
す。バラの花をつくっている農業者もいて、なでしこの苗をポット
で育て、それを幼稚園児にそれぞれ世話をしてもらい、母の日に子
供達が母親に贈ったそうです。それは感謝されたとのことです。食
育ならぬ「花育」だといいます。楽しいじゃありませんか。これも、
ひとえに若い人がいるからです。
そこで私の案です。当日は、男どもばかりが集まって、女性は一
人もいませんでした。私も家内を連れてくるので、皆さんも奥さん
か、奥さんの妹か、自身の姉妹かが一緒に参加する形を提案しまし
た。というのは、まだ独身の「青年」もメンバーにいたので、「婚
活」もテーマにしたらいいということです。
こんな話題もありました。野菜の生産高が全国最下位の富山県は、
市町村やJAを単位に1億円の野菜の産地づくりを提唱しているが、
麦あとの水田で何を生産すべきか情報が欲しいと言います。比較的
に情報があるのは肥料や農薬メーカーで、結局そこから資材も一緒
に購入する例が多いそうですが、これについても県やJAに技術や
試験研究を進めて欲しいというものです。私としては、JAグルー
プがこの役割を果たせればいいと考えるのだが、どうも実態はその
力がないかもしれません。どうこたえられるのか、検討して欲しい
ものです。もちろん、野菜先進地のJAでは、作物を選択し、指導
もし、販売までしていますが、富山県のようにコメを中心に生産し、
冬は雪が積もり、麦あとを大豆でいくか、野菜でいくか悩んでいる
農家には、より身近な情報や指導が必要なのでしょう。また、こう
した取り組みを促すように、地域の実情を踏まえた弾力的な助成の
仕組みが必要です。
高齢化が進むうえに、とりわけ大型農業機械が信じられないくら
い高価ななかで、彼ら若い担い手には50ヘクタールも70ヘクタール
もの受託水田が集まる実態にあります。だから麦あとの水田の活用
は、重大問題です。これは集落営農にとっても同じです。
これらの青年たちが、農業で所得を実現し、地域を支える。その
ために、作物対策と農地対策と所得対策を進めよう。それで日本の
農業は変わるかもしれない。それを実感させるバーベキューパーテ
ィーでした。
ところで、次回は収穫後に知事を招きたいとのことで、私が安請
け合いしてしまいましたが、石井知事、出席を頼みますよ。
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