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＊＊＊山田としお メールマガジン No.173＊＊＊
2010年1月28日発行
山田としお公式ホームページ
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門伝英慈さんが立候補
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自民党は1月18日に、7年前に全国農協青年組織協議会の会長だっ
た門伝英慈さん（宮城県出身、47歳）を参議院比例区の候補者とし
て公認しました。
大島幹事長から私に連絡があり、「農協組織（農政連）が独自の
候補者の検討を行っていることを承知しているが、待てない。30〜
40歳代の若い候補者を党大会（1月24日）で発表したい。農協組織
は、与党民主党との関係で難しい問題があると承知しているが『理
解と共感』を持ってもらいたい。山田議員には、門伝候補を支える
中心の役割を果たしてもらいたい」というお話をいただきました。
門伝さんは、2年半前の参院選における農政連の独自候補擁立の
際にも、私も推薦し、名前が挙がった人ですが、当時は同意を得ら
れず、結局、最終的には私が候補者になった経緯があります。
このことを、同じ東北出身（大島幹事長は青森出身）の幹事長は
知っていたことから白羽の矢を立てたのだと思います。私は、かつ
てＪＡ全中の専務として、当時の全青協会長だった門伝さんと農水
省主催の生産調整研究会等でご一緒し、連携して発言し、研究会の
議論をリードしてもらったこともありました。
門伝さんは、頭の良い優しい人で、青年部の皆さんからの信頼も
厚いものでした。根っからの農業者で、7ヘクタールの水田を経営
し、3ヘクタールのコメづくりと、大豆・野菜づくり、さらには親
父さんの後を継いで家業の納豆製造会社（川口納豆）の社長さんで
もあります。
ＪＡグループの農政組織である農政連は、今後、推薦に向けた手
順を踏むことになるとみられますが容易ではありません。というの
は、ＪＡ全中の会長はじめ全国連の会長と農水大臣との面談がいま
だに実現していないことです。その理由は、「政治課題がある」
（小沢幹事長）ということらしくて、農政連が先の参議院選挙や衆
議院選挙で自民党を支援していることが原因のようです。今回の件
についても、民主党はいろいろ言ってくるとみられます。
全く民主党は一体どういう政党なんでしょうか。当然のことです
が、国民の一人として農業者の政党支持は自由です。それぞれが各
党の政策を踏まえて判断すればよいのです。まして、ＪＡも、その
政治組織である農政連も大きな大衆組織です。これまでも一党支持
できているわけではありません。的はずれな攻撃は止めてもらいた
いものです。民主党として自らの農業者代表を立候補させればいい
のであって、政策を競い合おうではありませんか。この場合も、農
政連は、推薦の手順を踏まえて意思決定していくことになるでしょ
う。
これから、門伝さんは、政策を訴え、決意を述べて、全国の青年
農業者や女性組織の皆さんに訴えてゆくことになります。農業者の
仲間を国政に送り出し、全国の農業青年・女性の力と決意を天下に
示そうではありませんか。
私は、大切な友人であり、同志である門伝さんを支えて、皆さん
に訴えてゆきます。この国のあり方を展望し、食と農と地域をこの
国の基本に据える取り組みを一緒にやってゆきたい。
どうぞ、門伝さんの後援活動に温かいご支援をお願いいたします。
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