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***山田としお メールマガジン No.090***
2008年2月14日発行
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予算委員会で質疑
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2月1日、予算委員会での質疑の出番がきました。
前日(1月31日)の昼に話があり、総理が出席されるのであれば、
施政方針演説で触れられた「井戸を掘るなら、水が湧くまで掘れ」
を信念としていた明治期の農村指導者石川理紀之助翁の、昭和9年に
出版された講演全集を渡そうという思いもあり引き受けることにし
ました。この本は、石川翁の生地である秋田の農業者伊藤さんから
総理に渡してほしいと預かったものです。
結局、2月1日の予算委員会に総理は出席しないこととなりました
が、予算委員会の質問の意味の大きさをその日の晩に思い知らされ
ました。
何を質問するか、昼に話があってから考え始め、3時頃までに提出
を求められていた質問項目を委員部に提出したのは夕方の6時頃。
ところが、7時には質問取りに来た各省の役人で議員会館事務所は
満杯になりました。数えてはいませんが、30人は優に超えていたよ
うに思います。
狭い議員会館事務所ではとうてい座れないので立ったままで、全
員に、財務大臣、外務大臣、経済産業大臣というように、質問の趣
旨を説明しました。
省によっては、「これは当方の大臣の所管ではない、他の大臣に
やってもらいたい」「いやだめだ」等々のやりとりとなりました。
詳しい質問内容は後刻届けるということにして、内容を推敲し、
ワープロで打って委員部を通じて各省の担当に渡したのは午前1時。
この間、各省からは、まだ出来ないのかと矢の催促。大臣に一言
二言の答弁をしてもらうだけなのだが、彼らも大変なのでしょう。
申し訳ない思いがしました。
宿舎に帰って床に着いたのは、午前2時を過ぎていました。午前6
時に起きて、質問内容に目を通し、8時と9時の党の会合に出て、10
時からの予算委員会に臨み、11時からの質問に立ちました。
持ち時間は20分ですが、参議院の予算委員会の方式では、答弁時
間は持ち時間に含めないので、およそ3倍の時間のやり取りとなりま
す。自分が立って質問する時間が20分。
要領は、質問したら直ぐに座ることだそうです。目の前に、緑と赤
のランプがあって持ち時間の表示があります。ゼロになり、赤ラン
プがついたら質問を終えなければなりません。
冒頭、緊張もあり、総理が不在だけれども、石川理紀之助翁のこ
とを話し、総理に農村振興と農業再建を頑張ってほしいことを話し、
そして、今、地球温暖化による異常気象で国民の食が重大な危機に
直面していることを話したら、もう残り時間の表示が12分になって
いました。これは大変だと、いくつかの質問とやり取りを飛ばした
りしてようやく終局へ。
与野党を問わず拍手をいただきました。鴻池委員長からも「いい
質問だった、改めて議事録を読んで勉強するよ」と誉めていただき
ました。与野党の先輩、同僚の委員からも「良かった、参議院の比
例でこうして専門の分野から議員が出ることの意義が改めて分かっ
た」と評していただきました。
なお、総理には、4日の予算委員会のお昼の休憩時間に講演全集を
渡すことができました。総理は「これはめずらしい、貴重なもので
すよ、ありがとう」と喜んでおられました。
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