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***山田としお メールマガジン No.065***
2007年6月21日発行
山田としお公式ホームページ
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山田としお日記 No.088 政策を間違えさせてはいけない
―6月7日 長野―
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日豪EPA・WTO農業交渉対策県下縦断農政集会が2日間にわた
り、10ヶ所で開催され、「貿易のために、日本の食と農を明け渡す
な」というテーマで講演させていただきました。JA役職員を中心に
役員、生産部会長、青年部、女性部の皆さんが参加されました。組
合長の代表の挨拶、中央会参事・部長の情勢報告、記念講演、そし
て決議、ガンバロー三唱の順で、締めて1時間でした。
私は、経済財政諮問会議の専門調査会の報告等が、農産物の市場
開放の方向を決めて先行してしまっていることの懸念を話しました。
まさに、市場原理主義、自由貿易主義の論者だけを集めて議論させ、
流れをつくってしまって、あとで「後ろから鉄砲を撃たれた」と抗
議されても手遅れだという環境を、意図的につくったのではないか
と疑うからであります。
今のWTO農業交渉のファルコナー議長のとりまとめでは、重要
品目の数が絞られ、米をはじめわが国の主要な農産物の生産がたち
ゆかなくなってしまう。この国をどうしようとするのか。同時に、
世界の途上国も食料輸入国も農業生産は崩壊します。
農業者は、自らの主張と怒りと危機感をきっちり示すべきです。
国民の87%にのぼる人が、効率化を図りながらも国内の自給率を高め
るべきだと回答しているのであって、国民の意思とも大きくはずれ
た一部の学者の極論や、それで流れをつくろうとする一部の政府関
係者の意図をはね返してゆかねばなりません。
今こそ「政策を間違えてはいけない」し、「間違えさせてはいけ
ない」のであります。
JA信州諏訪の会場で、酪農部会代表の方が壇上で決議を読み上げ
たあと、「初めて山田さんにお会いし、お話を聞いた。こういう人
こそ国会に送り出そう。」と話していただきました。元気と勇気が
出ます。ありがとうございました。
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