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＊＊＊山田としお メールマガジン No.026＊＊＊
2007年3月21日発行
山田としお公式ホームページ
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山田 としお日記 No.56 雪中行軍
―3月12日〜13日 青森―
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山田 としお日記 No.55 雪中行軍
―3月12日〜13日 青森―
北日本は、真冬の気象で大雪警報。ところが八戸市の朝は、寒い
が快晴。晴れ男、山田の面目躍如たるものと言いふらしたが、JA田
子町へ向かううちにだんだん怪しくなってきました。ニンニクの日
本一の産地である田子町に着いた時には吹雪になっていました。
常務の佐野さんは、かつては県女性部の会長さんでしたが、皆さ
んに推されて常務に選ばれた人。活発な人で、誰もが認める人。組
合長の柳田さんも偉いが、理事の皆さんも偉い。そうしたJAの雰囲
気も良い。ご活躍を期待します。
JAまべちでは、たばこ耕作組合の支部長さんら農家の皆さんも集
まっていただきました。地域の中心的農家で、もう私のことは十分
存じておられました。ありがたい。頑張ります。
八戸に流れる馬淵川は、岩手の二戸が源流で、北上川と背中合わ
せの川ですが、周囲に広い水田や畑を抱えて流れています。三浦哲
郎の「忍ぶ川」の舞台です。
その三沢、八戸の三八地域は、広大な農業地帯で、米・野菜、特
に長いもの生産で力があります。畑の各所に堆肥が積み上げてあり
ました。頑張ってほしい。米価が下がっていることについて、皆さ
ん大変心配されており、JA八甲田では、県が開発した「まっしぐら」
という新しい品種銘柄を本格的に拡大すべく、稲作農家の皆さんが
真剣に研修されていました。精米は白くて粒が大きいのだといいま
す。私も「まっしぐら」でいこう。
三八地域では、土が舞い上がる天気でしたが、隣の上北地域に入
ると吹雪になりました。1メートル先が見えない。まるで、八甲田山
雪中行軍です。途中、前にも行けず後ろにも退けず、立ち往生しか
けましたが、後ろから除雪車が来て、ようやく脱出できました。大
変な冬を経験しました。JA横浜町、JAらくのう青森、JA野辺地町へ
は1時間も遅れての訪問となってしまいましたが、吹雪の中をよく来
てくれたと歓迎されました。
同道いただいた種市会長も、めったにない経験だったそうです。
今日で、晴れ男は返上します。
ところで翌日も状況は変らず、雪の中を行軍しました。
津軽半島の蟹田にあるJA東つがるを訪ねました。管内の蓬田村に
は、大学の農村社会研究会で一緒だった森君の実家があります。学
生時代の正月に訪ね、サメ料理をごちそうになりました。東つがる
の専務が、森君の後輩で家も近く、森君のことをよく知っており、
森君のあこがれのマドンナのことも話題になり、話が尽きませんで
した。
JAあすなろでは、井上組合長から、著書「農協組合長奮闘記」を
いただきました。
弘前では、地区内9JAの役員研修会で講演の機会を得て、率直に問
題意識を話させていただきました。「何故、自民党から出るのか」
という質問にはまいりましたが、（１）参院全国区の選挙制度上、
10人以上の候補者を有する政党に所属せざるをえないこと（２）政
策への意思反映は、与党でないと十分な対応ができないこと（３）
わが国は貿易立国だから農産物も関税撤廃すべきだという主張には
絶対に組みすることができないこと等、ていねいに考えを述べ、ご
理解をいただきました。大変有意義な研修会でした。
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