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***山田としお メールマガジン No.020***
2007年2月19日発行
山田としお公式ホームページ
(http://www.yamada-toshio.jp/)
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1.山田としお日記(No.48) 京都の農業頑張れ
―2月8日〜10日 京都―
2.山田としお日記(No.49) 「九州はひとつ」を実感
―2月13日〜14日 大分―
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1.山田としお日記(No.48) 京都の農業頑張れ
―2月8日〜10日 京都―
昨年11月末のJA京都市とJA京都中央への訪問に続いて、JA京都と
JA京都にのくにを訪ねるべく、姫路から車で丹後半島の久美浜へ入
りました。例年なら、雪が1mも積もっているところですが、今年は
無い。海と山と盆地が連なる自然そのものを残した農村風景で、き
れいでした。
しかし、寂しい。当然今の時期、水田は何も植っておらず、前日
までいた福岡や鹿児島や熊本に見られた麦や野菜で緑が一杯の地域
とは大違いで、日本海側は容易ではありません。担い手づくりも、
京野菜の定着とあわせて挑戦していますが、高齢化で大々的には進
みません。集落そのものが消滅しかねないという悩みを抱えていま
す。こうした地域の振興をどうはかるか。撤退か、作物導入か。何
とかしないと美しい景観も失うことになります。
米国留学帰りの市場原理主義者による規制改革推進会議の答申で
言う「わが国農業の産業としての自立」「世界に通用する競争力の
確立」とは、いったいどういう実態を踏まえてのことなのでしょう
か。
一方、JA京都やましろは、京阪神をつなぐ交通の要衝にあり、道
路も多く、物流施設が道路脇を固め尽くしています。その陰にかく
れて見えませんが、お茶と京野菜の大産地であり、JA京都やましろ
は、日本農業新聞や家の光の表彰状が何枚も飾ってありました。実
績のあるJAです。
大きな環境変化のなかで、農地をどう守ることができるのか。こ
れら京都と奈良を通ずる道々は、歴史街道であり、世界に誇る遺産
があります。美しい景観を維持できるのか、どういう手だてを講ず
るのか、改めて考えさせられました。
それにしても途中に寄った平等院鳳凰堂は、壁を飾る雲中菩薩像
など、すばらしい。創建以来の1000年前のものだという。その豊か
さは驚きでした。
10日には、農業者JAグループの代表3000名の農業振興大会で基調
講演の場をいただいきました。皆さんありがとうございました。
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2.山田としお日記(No.49) 「九州はひとつ」を実感
―2月13日〜14日 大分―
今回の取り組みで初めて大分県に入りました。小倉から日豊本線
で中津に入ったのも初めてで、福沢諭吉の生家にも、国宝・宇佐神
宮にも訪ねたことはありませんでした。
宇佐平野は、大分随一の穀倉地帯で、青々とした麦は、麦焼酎の
原料として1,000トンの契約栽培だそうです。
一度は来たかったグリーンツーリズムで有名なJA安心院町も、荒
城の月で有名な岡城跡のあるJA大分みどりも、JAで挨拶しただけで、
どこにも寄れませんでした。是非、今度ゆっくり訪ねてみたい所で
す。JAぶんご大野からJA野津町へ入りました。広大な高原の畑にマ
ルチが並ぶのはタバコの作付け準備でした。大変心強い。
それにしても大分県も本当に山が一杯です。岡城も阿蘇山の溶岩
流の断崖の上にあります。下を流れる川床も岩でした。つくづく九
州は一つだと思いました。
国東半島は、農村風景が大変美しい。そういえば、大分県内は、
ごく一部の大規模バイパス通りに並ぶ大スーパーマーケット群を除
いて、きれいでした。いたずら書きの看板が無いことに気付きまし
たが、何か特別な対策が講じられているのでしょうか。
ところで、大分県下のJAは中山間地が多いという悪条件のもとで、
米価の低落やかんきつ類の減産等があり、はては減損会計という国
際会計基準の適用の影響を直に受けて困難を抱えるJAが出てきてい
ます。今まさに全力をあげて広域県域合併をめざした対策に取り組
んでいます。頑張ってほしい。
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